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新幹線がやってくる(5)北海道新聞に喝!

ホント、マスコミって影響力強いんだから、世論誘導するのはやめてぇぇぇ~。

2月15日北海道新聞朝刊道南版「道新幹線アクセス フル規格なら1000億円 現函館駅乗り入れ」

ネットにまで出ちゃってますから、影響力大きそうだなぁ。。
もう、完全に函館側の出鼻くじこうとしてます、これ。記事中にも「(新幹線の乗り入れは)事実上困難な情勢」とまである。まったく協議の余地すらないという印象。

まあ、そりゃそうですよ、フル規格で新函館~函館間1千億ってのは、もともと噂でも言われていた数字だし、そんなことできっこ無いのも承知の上。

かといって、あわせてミニ新幹線方式まで一緒に否定してかかるのは、いかがなものかと思うんですね。
新幹線がやってくる(2)に書きましたが、過去の山形・秋田新幹線の3線化の建設費実績では、1キロあたり4~5億という数字が出ているわけです。

(再度詳細掲載)
■山形(92年)・秋田(97年)新幹線3線化工事など実績

福島~山形  87.1km 建設費320億円 キロ3.7億円
山形~新庄  61.5km 建設費280億円 キロ4.6億円
盛岡~秋田 127.3km 建設費660億円 キロ5.2億円

山形新幹線延伸 同予測
新庄~酒田 60km 地上設備費325億円 キロ5.4億円
余目~鶴岡 15km 地上設備費65億円 キロ4.3億円
(資料出所:JR連合・荘内日報webサイト・新幹線がやってくる(2)リンク参照)

ということで僕の記載した選択肢の中では、七飯車両基地~函館間15キロ想定で70億~80億円とさせていただいております。北海道新聞記事中にある3線化工事費用の150億~250億とは、大きくかけ離れてます。

自分は建築工学の専門家ではないだけに建設費の予測方法なんて知りませんから、専門家の見解にはなるべく耳を貸したい思いもあるわけですが、道新が書く建設費には算定根拠までは触れられていないし、専門家が揃った研究会が出した試算という割には過去の実績と倍以上も違う数字が出ているわけで、いささか懐疑的に感じざるをえないのであります。
それにそもそも、札幌主体の研究会に費用予測などさせたとすれば、函館への重点投資に否定的な論調になるのは仕方ないんですよねぇ(北海道新幹線は札幌延伸が最重点課題ですから)

繰り返しますが、自分がしたいのは新在直通への世論誘導ではなく、過去の実績に基づく事実を知って欲しいという、それだけです。
という一市民の純粋な気持ちも、妙に世論を誘導しようとするマスコミの前には、まったく太刀打ちできないのでありました(ちまちまとblogでボヤくだけさ。。。。)

・・・まあこれで、函館市民がアクセス問題についての議論を行うモチベーションは、確実に落ちてしまったことでしょう。残念なことです。

も~ホント、勘弁してくださいよ道新某氏さん~。
あなた方は記事の執筆にあたってアクセス問題に内在する歴史背景・現状課題などなど、どこまで深く掘り下げたというのですか??ぷんぷん。

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