« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

NPOができること

先週土曜日、フォーラム「NPOができること」を開催しました。心配をよそに約100名もの方に参加して頂きました。

短い準備期間の中、それぞれの役割の方々が持ち味を生かしてくれて、なんとか乗り切れたかな、という内容でした。途中議論の展開でひやひやしてみたり、参加者にとっては難解な制度や法律の話が出たり、参加者から悩ましい問題提起もありましたが、今後とりくむべき課題と言うことでもあり、一定の成果は得られたと思っています。

タイトル通り、行政ではなく民間ではなく、なぜNPOなの。NPOって何が出来るの。そんなことを感じて貰うきっかけにもしてほしかったし、少しは認識を持って頂けたかなとも思うのですが、逆に言うと、今回はそこ止まり、ということでもあります。

フォーラムの参加者から「こうこうこういう活動をやってますが、NPO法人にしたほうがいいのでしょうか」という質問がありました。講師の方は「必ずしもする必要はない」との答え。自分も同じ考えです。様々意見はあると思いますが、日本のNPO法人制度はいろんな意味で不十分。
NPOの設立目的にもよりますが、人とお金の関係をすっきりさせないかぎり、育ちません。

NPOとはご承知の通り「利益を分配しない」組織のこと。目的の事業を遂行するための支出に伴う収益は上げても良いわけです。

で、根本的な問題。
この街じゃ、民間企業の多くが、分配するほどの利益を上げられない、という現実。
そんな経済環境で、NPOなんて必要ですか?
コミュニティビジネスならNPOなんてわざわざ創らずに、ふつーに民間企業としてやるべき、というのが持論です。利益を上げられるものなら、ちゃんと配当して、従業員に給料をまともに払って、税金を納めるべきと思いますし。

じゃーなんでNPOに関わってるんですか、と言われそうですが(^_^;

・・・その点では、自分は自己実現の場にしたいという想いのみであります。頂いた生業からの給料や持っているノウハウを、地域に還元する責務があるとも思っています。だからそういう活動で地位や名誉を頂くより、自分が出来る範囲の中で、街について思うことを淡々とやりたいわけです。

じゃーアンタはNPOができることって何だと思ってるの、とも言われそうですが(^_^;;

・・・NPOができることは、ヒトやモノやカネの価値を再発掘し認めること、それだけだと思ってます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

苦しい会議

あるプロジェクトの会議。

mixiの自己紹介にも書いてるんですが、想いをカタチにするシゴトってのは尊いことだし、その全てが自分にとっては有り難い、ことなのであります。そーいうプロジェクトに参加できていることだってもちろんのこと。

ただ、時にそれが苦しいこともあります。せっかくそういう議論の場に関わりながら、立場上、つまりそれは運営者側という位置づけに置かれることで、参考意見を述べることも、参加者からの問いかけに対する返答も出来ないことがたまにあったりするわけです。特に自分の前に上司が勢揃いしてたりするとなおさらしゃべりづらい。

「それってこういうアイデアがあるのに!」「そこはちゃんと念を押さないと」「いやいや、そこはあの人に振れば答えを持ってるんだってぇ~」

議論機会を逸して、本来知ることが出来る事実や知恵の交換が出来ないことのほうが損失だと思うんですが、そもそもそういう雰囲気を持たない会議ってのもあって、すごく辛い想いをします。そーいう会議は、終わった後に参加者から、「あれじゃーこのプロジェクトもなかなか危ういよな」とかコメントがついてみたり。うーー。

想いをカタチにするシゴトってのは、いろんな人達の想いが混ざりますから、それぞれの自己採点の平均点がそのシゴトの点数となるわけです。その平均点が60点に達するくらいでようやく御の字なのかなと。

「みなさんとは縁あって共にシゴトをすることとなりました。難しい問題ももちろんありますが、それぞれ納得度・達成度で100点を目指して頑張って欲しい。それでも大変な時には、落伍者が出ないよう支え合って乗り切って欲しいと思います。どうぞよろしく!」

明るく元気にこーいう事を言える大人になりたいと思ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

再開発の意義って

職場のビルの1Fのタバコ屋さんが、今月末で店じまいするという話が。

タバコを吸ってた時代からずーっとお世話になってきたこのお店。
タバコをやめた後だって、会議のときのお茶とか、郵便物を出すときの切手とか、残業の時のmy定番、ポッキーとか、とにかく職場的にはなくてはならない売店だったんですが、なくなってしまいます。

人づてに聞いた話では、閉店理由のひとつが「客の流れが変わった」ことにあるそうです。

うちのビルの前は、駅前再開発の区画整理で大きく歩行者の動線が変わりました。もともとは駅玄関から駅前交差点へ至る唯一の歩道で、観光客からなにから賑やかでした。時代と共に中心街が衰退して歩行者は減りつつありましたが、それでもたくさんの人が行き交う歩道でした。

区画整理で、その歩道はゆるくビルの外側にカーブして、新しい歩道とうちのビルの間には交番が建ちました。
駅を出てきた人の動線は、駅正面玄関からまっすぐ駅前広場の遊歩道を抜け、直接交差点へ繋がるようになって、タバコ屋さんはすっかり目立たぬ交番の裏のお店となったんです。

動線が変わったことで真っ先に動きを見せたのが、うちの職場の上のフロアにあったレストランでした。ここは似たような理由で昨年10月に閉店し退去してしまいました。それ以来、会議のケータリングもお願いできなくなって自前でお茶の用意が必要になるなど会議準備の手間が増え、うちの職場の人間は昼食ジプシーになって宅配弁当や出前でしのぎ続ける羽目に。
余談ですが、昔ビルの前で毎晩店開きをしていたバスラーメンも、いなくなってしまいました(さすがに目の前が交番ではねぇ。。)

そしてついに今回タバコ屋さんまで。


人々が便利になったり快適になったり、そういう事を実現するのが再開発のはずなんですが、
駅舎まで前と比べて70メートル遠くなって市電との乗り継ぎが不便とか、
観光案内所がコンコースから奥まってるので利用者が戸惑っちゃうとか、
冬場の未除雪の雪が目立ってかっこわるいとか、
駅前広場のトイレのドアが開くと遊歩道から便器が丸見えだとか、
バス乗り場の位置が車両限界と合わずに後からホームの幅を足し増ししたとか、
バス乗り場のホームに渡る横断歩道を増設するのにすったもんだしたりとか、
タクシープールと乗り場があるのにタクシーが玄関前の道路に行列をつくっちゃうとか、
バリアフリーのお陰で雪解け水がバス待合室に流れ込んで床がびちょびちょになったりとか、
バス待合所の座り心地の良いベンチに浮浪者がたむろするようになって臭うとか、
しまいにゃ客が入らなくなったから店を閉めるって。。

あーーーーーー。
なんかおかしくねーすかー??
再開発なのに、賑わいを作る要素がどんどん無くなってるし。

・・・・・だれかタバコ屋さんかレストラン、やりませんか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

シンプルに書く

・・京都日記を読み返してみてふと気づく。

文章レベルが、中学校の卒業文集なんだな。。
旅先で何を感じたかだけ書き留めておきたかった=人様に見せるほどのモノではなかった。。。
確かに、五所川原の立ちねぶたには感動したし、たくさんの人にもそれを感じて欲しくもなったんだけど、あてもなくだらだら綴ったが為に要点がよくわからん状態に。

なんとなく書くってのは良くないねぇ。
思うことをシンプルに伝える。そーすることに改善。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

出張という名の京都逃避行(2)

つづき。

京都会議は盛りだくさんで終了(それだけかい)
どんくらい盛りだくさんかって、添付資料が紙袋にぎっしりで、重すぎたので持ち帰る気が失せて自腹で宅急便で送りましたねぇ。会議報告もA4で4ページに及びましたですよ。記録の方は聴講しながらがしがしとPCに入力してるので、職場には出張あけの本日ソッコー提出。

会議初日の夜は会議参加者交流会に続いて、仕事仲間系呑み会も開催。大阪よりわいふる氏・やましん氏、福岡よりおだ氏・おおいし嬢、函館からてらさわ氏・ワタシと6人短くも楽しいひとときあっという間でありました。

その夜の大雨も上がった2日目午前の研修・視察を終え、プログラムの最後は京都嵐山にて昼食会。京都土産として話題に上った祇園辻利の抹茶菓子を解散後の京都駅にてGETします(今日食べましたが旨かった!)

公式日程終了後は特急サンダーバードにのって仕事仲間のきのっち@加賀訪問。到着したのは夕方、平日ゆえ彼女の終業時刻までひとりで市内見学・・と思いきゃ改札口に彼女の姿。外勤中に時間を合わせて登場するあたりがなかなかニクイおもてなしであります。とはいえ、改札を出て話しかけられるまで、自分はどっかの旅館のお出迎えかとばかり思い込んでて全く気が付かなかったわけなんですが(^_^;

ざばっと市内を案内して頂いた後、ご自宅にてご一家の楽しいご家族に囲まれつつ夕食をおよばれし、片山津温泉にてこれまたざばっと入浴。フロ上がりにふらりと温泉街を散策し、湖畔のBARで軽く一杯のみつつ語らい。疲れもため息も毒もすっきり洗い流した滞在6時間の加賀の夜でありました。

帰りは駅まで彼女のお姉様に送って頂き、そこからまず金沢へ。今回2カ所目の未踏県庁所在地踏破ってことで、乗換時間の20分の間に駅前に降り立ち、ちかくのコンビニでケータイ充電用の乾電池を購入し、すぐさま駅にひきかえし寝台特急日本海に乗車です。

12時間揺られて到着した青森では、これまた仕事仲間のすえ氏・なべ氏にお時間を頂き、半日の青森散策。おいしいそば屋さんで昼を食べ、まず向かったのは五所川原支店。この街の規模にしてはおそろしいくらい立派な建物にショックを受けつつ、本日のメインイベント「立ちねぶたの館」見学に向かいます。

立ちねぶたってのは、青森ねぶたとはまた趣が異なりまして、高さ20メートルほど、ビルの高さにして4階建てほどもあるねぶたです。ほんものです。大迫力です。多くは語りません。歴史も復活劇も実物も感動です。見に行って下さい。おすすめします。

感動さめやらぬ中、うちの子供用のお土産がまだ買えていないことが気になってたので、お願いして近くのショッピングモール「エルムの街」見学も兼ねて案内してもらいました。ここもまあデカイことといったら。大店立地法下の産物とはいえ、駅前の商店街とのコントラストが強烈すぎて辛くなります。シャッターだらけの人のいない商店街のバス停に、ここともうひとつ、近くの大規模ショッピングモールからの連絡バスが着くたびに、大勢の利用者が乗降する光景。モール内の賑やかさ。人口6万の街には少々残酷だなと思いつつも、ちゃんと地元にショッピングモールが根付いているあたりが悩ましくもあり。

青森駅前に戻り出発時間までカフェでしばしの談笑。思いの通じる仕事仲間がいてくれるというだけですごく心強く勇気づけられるのでありました。

こってりともりだくさんの京都逃避行、会議以外に再会した仲間の数は13人。ああ、きみたちがいてぼくがいる。まぁ~あぁ、ごきげんさんっ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出張という名の京都逃避行(1)

いや~。

ここ1ヶ月の労働状況たるや尋常ならざる状態で、心身ともへろへろになりかけていた中、逃げるかのように京都出張へ出かけて参りました。

京都。
修学旅行のない高校に通っていた身としては、京都の定番ってのをちゃんと見てなくてですねぇ。

これまで京都観光歴は高3・大1年のときの一人旅の2回。立ち寄り歴では九州ドライブ帰りと大阪出張ついでの2回。記憶にある立ち寄り地は清水寺、京都御所、嵐山、同志社大、キャンパスプラザ京都くらいなものです。大学1年の時泊めて貰った近鉄向島の友人宅近くの銭湯のサウナでドリフのコントばりに入れ墨の方々に囲まれたりとかも良い思い出です。

よって、今回の半日自由行動ではどれだけポイントを回れるかが第1テーマ。

そして裏テーマがもうひとつ。
昨年2月の47都道府県全制覇から1年がたち、2巡目のテーマを「全県庁所在地(都心)制覇」としたもんで、未踏県庁所在地(山形・金沢・津・岐阜・和歌山・大津・山口・佐賀)を攻めるということが第2テーマ。

そんなわけで京都自由行動は滋賀県大津市からのスタートであります(^_^;
大津駅に降り立ったのは朝の6時半。まだ静かな、古い家並みが続く街なかを、ゆるい坂を下り琵琶湖のほうへゆっくりあるいて約20分、湖のほとりの大津港へ到着。湖のはずなのに反対側の陸地が全く見えない琵琶湖の大きさを実感しつつも、潮風も海風の如くぴゅーぴゅーと肌寒ささえ感じるので早々に切り上げ浜大津駅へ向かいます。

浜大津からは私鉄の京阪電車が京都地下鉄まで直行してて便利。改めて気が付かされるのが、県庁所在地同士がずいぶん至近距離で隣接してるってことであります(たしか仙台・山形とかも隣接のはずだけど遠い)これじゃ県は違えど完全に同一生活圏の範囲なんでしょうねぇ。。

仕事仲間ふる氏必携の「スルっとKANSAIカード」なるものを購入しつつ乗車、浜大津を出発。4両編成の電車が道路のど真ん中を走ったり、山の中の急カーブを抜けたりとなかなか楽しい車窓の路線で、地下鉄に潜ると発車ベルが琴の音になってるのも京の趣たっぷりでありまして、あっというまに京都市役所前に到着です。

地上に上がると重厚な京都市庁舎。観光マップも何も持っていないので、ひとまず街のにおいをかぎつつ路地裏へ歩を進めます。路地にはいるとすぐ見つけたのが信長が明智に倒された地、本能寺。更に路地を歩くといつしか繁華街「新京極」へ。朝飯も食わず歩いていたのでここで朝マックとします。

このマック(マクド)もまた京の趣たっぷりで、シックないい雰囲気の茶系の和風な内装に、BGMはジャズであります。ワタシの好物朝マックホットケーキセットをほおばりつつ、たまったメールをチェック。

早起きしたせいで、ここでいきなり眠くなってきて、長居はやばいなぁと店を出ます。次に探すは「京都ひとまち交流館」。地図を見ると歩いて行けそうなもんで、京都の電気街と言われる「寺町通り」を抜けつつ、四条から五条方面へ。

それにしても、札幌の一条二条っていう感覚で歩いていたのが間違いで、なんだか一条ぶんの距離が遠い。京都の一条ぶんは札幌の倍以上もあるのか~!ということに気が付いたとき既に遅く、カラダには汗がびっしょり(^_^;

京都ひとまち交流館」は、NPOや市民の交流拠点でもありまして、福祉施設も併設された複合型拠点で、今年の四月からNPO団体が指定管理者として運営にあたってます。ふらっと立ち寄って情報だけ拾って帰るつもりが、ついスタッフのおねえさんと話し込むこと一時間、すっかり充実した施設見学・・・って観光地でも何でもないのに楽しんでる自分がちょっと変なのかしらねぇ~。

交流間を出たところで時刻は11時すぎ。集合時間まであと2時間というときに、ハタと脳裏にカミさんの言葉がよぎります。「いいなぁ~京都ぉぉ」・・・

そ。。そうだ。。これは土産を仕入れて持ち帰れということか。したらばアソコに行くしかないっ!
と、歩き疲れをものともせずバスに飛び乗ったのが11時半。そして目指すは祇園。
バスを下りても祇園の街には目もくれず、かといってさすがに八坂神社を素通りするわけにも行かずお参りを。それにしても時間がない。昼飯は神社横のなか卯でカレーをかっこんで、目的の店へ徒歩で急ぎます。

その目的の店こそ、このたびお家騒動でも話題になった「信三郎帆布」なのでありました。この店は通販なし、売り切れ御免の超ブランド店ってことで、水曜午前中にもかかわらず既に半分ほど売れた状態。無事カミさんの土産をゲットして、三条東山の駅から会議会場ホテル最寄りの丸太町へと急いだのでありました。

ホテル到着時は汗ぐっちょり。更衣室を借りてスーツに着替えるのがうっとおしいことこの上ないのでありました。

でもって会議本番から翌日へ。。。このあたりは次回に続く。
って、こんどはいつ書けるかねぇ~(不明)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »