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再開発の意義って

職場のビルの1Fのタバコ屋さんが、今月末で店じまいするという話が。

タバコを吸ってた時代からずーっとお世話になってきたこのお店。
タバコをやめた後だって、会議のときのお茶とか、郵便物を出すときの切手とか、残業の時のmy定番、ポッキーとか、とにかく職場的にはなくてはならない売店だったんですが、なくなってしまいます。

人づてに聞いた話では、閉店理由のひとつが「客の流れが変わった」ことにあるそうです。

うちのビルの前は、駅前再開発の区画整理で大きく歩行者の動線が変わりました。もともとは駅玄関から駅前交差点へ至る唯一の歩道で、観光客からなにから賑やかでした。時代と共に中心街が衰退して歩行者は減りつつありましたが、それでもたくさんの人が行き交う歩道でした。

区画整理で、その歩道はゆるくビルの外側にカーブして、新しい歩道とうちのビルの間には交番が建ちました。
駅を出てきた人の動線は、駅正面玄関からまっすぐ駅前広場の遊歩道を抜け、直接交差点へ繋がるようになって、タバコ屋さんはすっかり目立たぬ交番の裏のお店となったんです。

動線が変わったことで真っ先に動きを見せたのが、うちの職場の上のフロアにあったレストランでした。ここは似たような理由で昨年10月に閉店し退去してしまいました。それ以来、会議のケータリングもお願いできなくなって自前でお茶の用意が必要になるなど会議準備の手間が増え、うちの職場の人間は昼食ジプシーになって宅配弁当や出前でしのぎ続ける羽目に。
余談ですが、昔ビルの前で毎晩店開きをしていたバスラーメンも、いなくなってしまいました(さすがに目の前が交番ではねぇ。。)

そしてついに今回タバコ屋さんまで。


人々が便利になったり快適になったり、そういう事を実現するのが再開発のはずなんですが、
駅舎まで前と比べて70メートル遠くなって市電との乗り継ぎが不便とか、
観光案内所がコンコースから奥まってるので利用者が戸惑っちゃうとか、
冬場の未除雪の雪が目立ってかっこわるいとか、
駅前広場のトイレのドアが開くと遊歩道から便器が丸見えだとか、
バス乗り場の位置が車両限界と合わずに後からホームの幅を足し増ししたとか、
バス乗り場のホームに渡る横断歩道を増設するのにすったもんだしたりとか、
タクシープールと乗り場があるのにタクシーが玄関前の道路に行列をつくっちゃうとか、
バリアフリーのお陰で雪解け水がバス待合室に流れ込んで床がびちょびちょになったりとか、
バス待合所の座り心地の良いベンチに浮浪者がたむろするようになって臭うとか、
しまいにゃ客が入らなくなったから店を閉めるって。。

あーーーーーー。
なんかおかしくねーすかー??
再開発なのに、賑わいを作る要素がどんどん無くなってるし。

・・・・・だれかタバコ屋さんかレストラン、やりませんか。

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コメント

再開発は地域を活性化させる引き金となるものであるはずなのに、様々な負の要因をひきおこしているのですね。区画整理の計画の際に、人の流れや社会経済的観点を含めたシミュレーションはなかったのでしょうか。

投稿: のりごっつ | 2006.06.26 12:15

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