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時代と闘う

NHK土曜ドラマ「監査法人」、前シリーズの「トップセールス」にひきつづき、どっぷりとはまっております。
http://www.nhk.or.jp/dodra/kansahoujin/
昨年の「ハゲタカ」を彷彿とさせる、いや、それ以上のスピード感かもしれません。

監査法人って何さという人にちょこっと説明しますと、監査法人は超難関国家試験をパスした公認会計士が集まって出来た会社でありまして、主として株式上場企業の会計監査を仕事にしてます。
物語は多少誇張気味のところもありつつも、様々な問題を抱える顧客と向き合う公認会計士の人間模様を通じて、社会正義とはいかなるものか、がんがん投げかけてくるわけです。

12日は第5話、主人公若杉が自らの信念に揺らぎ、袂を分かったはずの前職の理事長のいる拘置所を訪れ、自らの心の迷いを打ち消そうと、こんなことを尋ねます。「会計士になったことを後悔しているか。裁判を続けるつもりか」と。

橋爪功演じる篠原元理事長はこう答えるのでした。
「有罪であろうと無罪であろうとどうだっていい。それは後の世が決めることだ。この判決を受け入れたら、会計士としての私がいなかったことになってしまう。だから闘っている」

「では、あなたは一体何と闘っているのですか?」

「強いて言うと『時代』かな。あるときは善といい、あるときは悪といい、同じ生き方をしてきた一人の人間に対して、そうやって簡単に決めつける、そういう時代と闘っていくということだ」

信念を持って生き、時代から必要とされた人間が、時代によって社会から追われていく。生き方を、正義を貫くことの難しさを思い知らされる、自分にとってはとても身につまされる台詞。

こんな熱くて濃いドラマのエンディング曲は山崎まさよし「深海魚」。これがまたクールダウンにもってこいの心地よい曲でして、早速itunesでダウンロードしてしまいました。

ドラマははやくも次週最終回。
どういう結末を迎えるのか、そこに希望はあるのか、見届けたいと思います。

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