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空き地だらけ

になってきたなぁと、結構心配しているわがまち函館の中央地区。

前記事にコメントくれた、我が家と同じ町内会の三代目さんが、「このへん高すぎ!」って書いてましたけど、実はこのあたりの土地価格は自分が家を建てた頃からも結構値下がりしてるんだなということが、うちから徒歩10分もしない市電通り沿いに物件を買った人の話から判ったわけです。

ちょっと考えれば、確かに、値段が下がるしかないのがわがまちの土地価格。
人口が激減してるんだから、土地を買おうなんていう人も激減するし、新しく商売しようっていう人も減るだろうし。30~40代のマイホームを必要とする世代も少ない。土地を必要とする人が減るから値段は下がる。

それでもハウスメーカーは桔梗とか上磯とかに大規模開発して家を売る。上磯の某小学校はここ数年で道内有数のマンモス小学校になったっちゅーくらい家が増えてるようで。でも、こういう手法も曲がり角にさしかかっていて、某エリアに大規模開発を進めた住宅メーカーも苦境にある様子。

ある時期に集中的に開発されたニュータウンは、30年後どうなるか。東京だと高島平、多摩、町田など、高齢化のスピードが都心以上に速く進んで、それまで集積していた都市機能が一気に失われていくことになるんです。函館もそれは避けられません。

2008年7月の住民基本台帳人口を見てみます。65歳以上の老齢人口比率は25.7%。市民の4人に1人が65歳以上というだけでもクラっとくるわけですが、さらに、いままでニュータウンと思われてきた地区でさえ、老齢化率が25.7%を越えてしまった地区がたくさんあるということを、ほとんどの人が知らないのではと。

ここに書くと、みなさんもイメージが変わると思います。老齢化率が市内平均以上の「ニュータウン」。
西旭岡町2丁目  25.8%
美原4・5丁目   26.0~26.4%
日吉町2~4丁目 26.8~31.3%
東山2丁目     27.2%
上湯川町      28.7%
榎本町       29.0%
高丘町       29.9%

これらはいずれも昭和50年代から団地として開発が進められた地域。核家族世帯が家を建てて移り住みました。やがて子は育ち実家を離れ、残った夫婦二人暮らし。さらに別の場所に住む親世帯は、天寿を全うする時期です。親亡きあと主を失った空き家をどうするのか、自分たちは団地でどう暮らすのか、自分たちの子どもは函館にはおらず、いずれ相続しても空き家空き地のまま遊休資産と化し、売却するにも買い手はみつからず、不動産評価額は低く。。。なんていう話が、もっともっと増えてくるんです、このまち。その結果、空き地空き家だらけになる。いや、もうなってきている。

アメリカの無謀なサブプライムローン破たんに始まり、東京など大都市圏の上場企業の不動産業者がバタバタと倒産。そして、わがまちの空き地が増えていく姿。

そんな状況をまのあたりにすると、不動産の資産価値を前提にした運用・取引・融資という経済活動のあり方が、問われ始めているような気がしています。


・・続きの関係ネタもいろいろありますが、眠いので今夜はこのへんで。

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