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実に面白い。

前の記事で福山雅治を例に出したので、タイトルも福山つながりにしてみました。

先週末、金曜土曜と呑み会2連発だったので、日曜はただひたすらぐったり過ごしました。

で、この日ひさびさ面白かったテレビ番組が2つ。

朝は、テレビ朝日サンデープロジェクト「ガチンコ討論 竹中平蔵vs金子勝」。
正月にも両名を交えた討論番組をNHKでやってたみたいなんですが見そびれて、今回あらためてじっくりと討論に耳を傾けました。停滞する日本経済に必要な政策について、実に面白いディベートでありました。

どちらの理論を支持するとか、特にここでは書きません。
どちらの理論・政策とも納得できる要素はたくさんあるんですが、政策というのは実行できなければ意味がないものです。
竹中氏はかつて政治の現場にいて政策を実行させた人ですし、一部は実現してますが、改革半ばで止まっています。金子氏の理論も、いち労働者としてどこかで実現できないかなとも思います。

しかしながら、立派な理論も支持されなければ政策にはなりませんし、立派な政策であっても既得権益を守りたい人達、これまでのやり方を変えたくない人達がいれば実行には移せません。

というところは、国も、地域も、会社も、みんなおなじ。
経済対策が遅い、と批判するのではなく、まずは隗より始めよ、と思わされた討論でした。
こういう対照的な2人が在籍している慶應大学は「なかなかやるじゃん」てな感じです。


続いて夜はNHKスペシャル「男と女」。
これも前2回分を見そびれて、今回が最終回。男性を生み出すY染色体の遺伝子数が減少過程にあり、遠い将来いずれ消滅する、すなわち、男性が誕生しなくなり、男性が生まれなくなった人類は子孫を残せず滅びるであろう、そんなお話でした。遺伝子の突然変異でもあれば別ですが、そんなことは期待できないのだ、ということも。

人間の本質を垣間見ました。人類繁栄の陰で負っていた宿命、ほ乳類として胎盤を獲得し子を安全に産む環境を得たこと、胎盤をつくる遺伝子はY染色体にしか存在しないこと、Y染色体は受け継がれるたびに遺伝子を減らし、修復が不可能だということ。
そのうえでさらに、現代人の精子の活動が弱まり、不妊傾向が強まっているという事実も。乱婚が通常で、強い精子だけが勝ち残るゴリラの世界と異なり、一夫一婦を原則として家族単位で営みを行う人間は精子の活動が弱くなってやむを得ないのだそうで。

人間とはそういうものだということを受け入れ、人生を全うしなくては、と感じました。


最後は翌月曜、テレビ東京カンブリア宮殿「日本共産党委員長 志位和夫」。

共産党は不支持ですが、その野党としてのゆるぎないあり方をあらためて感じさせられましたし、信じた道を何にも動じることなく生きることの大変さもまた感じさせられました。


お笑いにクイズに食傷気味なテレビ番組ですが、一見地味な番組をこつこつ作り込んでる制作者の方々には、これからも面白い企画をお願いしたいと思います。

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