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システム担当者の孤独

おひさしぶりでした。


当blogでご承知の通り、今年に入ってからの職場のあれやこれやによりまして、ストレスですっかりカラダがやられてしまい、追い打ちをかけるように4月は業務システムの全面更新なんかの仕事も重なって、休日出勤&残業&サービス残業が過労死レベル(労災認定確実。。。)な状況でありました。

それも4月末でだいたい片づいて、5月のGWは暦の良さに乗じ、病みかけたココロとカラダをリフレッシュすべく、サラリーマン生活15年目にして初の10連休に。(4月ほとんど休みがなかったということもあり)

で、そのGWのあれやこれやでリフレッシュ出来た話は別に書くこととしまして、長い休みのうちに結局やっぱり考えてしまった仕事の話(やっぱ病んでるな。。(^_^;)

中小企業のシステム担当者ってのは一般論で言いますと、IT化に関する明確なミッションが組織になく、あったとしてもその場その場の状況(お金のあるなし、はやりすたり、役員の好き好みなど)に左右され、専任部署もなく、そのせいで、その分野に精通しつつ理解や判断や決済をしてくれたりする上司がいない(or少ない)こともあたりまえで、とにもかくにも自らの信念のみが頼りの、孤独な仕事といえます。

例えば、社内のIT推進の場合、web等を活用した発信系の事業を除けば、仕事で関係するのは業者と同僚達に限られて、どんなに頑張っても、外のお客さんとは一切関係しないわけです。
こういうとき、自分の中では「社内のIT推進で社員のパフォーマンスを上げることで、会社全体の事業サービスの向上に貢献できるはず」というように、前向きにこじつけて考えているわけなんですが、理想どおりの利活用をしてくれる同僚もほんのわずかで、ときどきハラ立つような使い方をしてくれちゃってる人もいたりとかで。

さらに辛いのは、これまでもaccessとかで業務システムを何本も構築して、業務効率化と、それによる人件費削減を実現させてきたなかで、構築から長い時間がたつと、当時の業務効率化の喜びも忘れ去られ、やがて「システムは動いててあたりまえ、制度変更時やトラブル時のシステム修正は作った人間の仕事」みたいな状況に陥り、挙げ句の果てに「そもそも、システムに入力する自体が面倒!」みたいな声も出てくるのが現実で、その本末転倒ぶりにはあきれてモノも言えなくなるばかりか、サーバにある業務ファイル全部ぶっとばしたい気持ちになるわけです。

実際の仕事内容にしても、その地味っぷりを今回のシステム更新でお話ししますと、

1)システム更新のコンセプト構築、狙うメリット(TCO削減)などのポイントチェック、機器選定、予算策定、見積依頼、提案チェック、打合せ、稟議書作成、移行スケジュール作成
2)ネットワーク設計と新旧環境の移行ステップ確認、電源容量等の計算
3)クライアントPCを新品に更新する際の、必要なアプリケーションソフトのセットアップ、メールやネット環境、個人ファイルの新PCへの引き継ぎ、新PCを自社の業務システムにあわせる環境設定の作業。
・・・事前にバックアップして、新PCへコピーして、環境設定てな具合で、1台に30分かかるとすれば、30台で900分=15時間。もちろんこういう作業にトラブルはつきものなので、この3割増くらいが実働時間。
4)この作業をシステム業者のスタッフに手伝って貰うために、評価機での事前の作業フロー確認、トライ&エラーのチェック、作業指示書の作成
5)クライアントPC以外の作業。機材レイアウト、L3スイッチやらルータやらプリンタ関係の設定変更、VPNの環境変更、内線IP電話の設定、独自で作ったシステムの稼働チェック、もちろん配線の取り回し&結束作業も。


こんなこと、ぜんぶ業者に頼めば済むじゃん?とお感じのアナタ。
そんな外注できるようなお金が会社にあればいいんですけどね。。。

でも逆に言えば、システム開発でも更新作業でも、こんだけ目に見えるカタチで会社の経費削減に貢献してるわけでして、そのあたりの貢献度は報酬面で反映させて欲しいってのは偽らざるホンネ。

しかし、世の中そうは甘くないのです。。。
春から一層給料が削られ、不本意ながら、なお一層会社の経費削減に貢献してるわけでして(T_T)
(全員一律なので仕方ないですが)


こんなひどい環境ゆえ、「やってられっかぁぁぁー!」とばかりに、東京まで雲隠れの旅にでたのが5月4日でありました。
以下つづく〜。

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