若者たちへ、息子たちへ

あえてここではPRはしてなかったんですが、今日は司会という名のコーディネーターを務めてきました。

イベントの名は、「展覧会 縮小する都市の過去・現在・そして未来」~縮小は再生の好機~。
急速に縮みゆく地方都市・函館を過去から今まで振り返り、未来に向けてみんなで街の再生をイメージしたり考えてみたりしようという催し。
様々な企画ある中のひとつとなったトークライブ第1部は、街に向けて様々なアクションを起こしている学生達の取り組みを披露して頂き、互いに函館の未来を語ってみようという趣旨です。
http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2007/11/1_4b88.html

タイトルすら無かったパネルディスカッションに、blog担当者さんがあとから「若い世代が考えるハコダテ再生とは?」というタイトルを付けてくれました。
(ライブの様子1)
http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2007/11/1_c24b.html
(様子2)
http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2007/11/post_e220.html

ライブの模様は地元ケーブルテレビでも放送してくれるとのこと。

私達の議論に、のべ約80人もの人達が耳を傾けてくれたようです。お話を聞いて下さった皆様、どうもありがとうございました。

僕が若者達に向けて語ってきたことは、実はこのブログに全て書いてあることでした(^_^;;
書き続けて3年たったこのblog、年月と共に自然と深いところに埋もれていく自分の想いを、掘り起こしてお話させてもらいました。

今日のパネリストの学生達は、それぞれが凄い子達です。
でも僕や、今日のあの場にいた人達の大半も気が付いているであろう事があります。
あの場にいた子達は、この街の若者の0.0数%でしかない、ある意味特別な位置にいる子達だということ。

この街の多くの若者が、この街になんとも思っちゃいなかったり、つまんないって思っている。
そうじゃないじゃん、自分次第で面白い街に出来るじゃん、という言葉も、なかなか通じない。
夢を語る人が浮いてしまうということもよくある。

だから今日は、小学校4年の女の子に、自分の想いを託しました。
「あなたが活動を通じて感じたこと、楽しかったこと、大事だなと思ったこと、函館の街のことを、友達にどんどん話していってほしい」と。
幼い頃の街との小さな関わりが、どこかで自分自身の問題意識になって、大人になった時に、行動を起こすモチベーションに変わっていってくれることを信じたいし、願っています。


で、もうすこし成長したあとの息子たちにも、もちろんこうやって語っていきたいわけですが、そーいうときに対話が出来る親子関係をちゃんと築いていくことが、休日留守がちお父さん的には一番の課題です(^_^;

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【学生達のとりくみ紹介】
■Hakodate Slow Kids:「ハコダテ・スローマップ」をつくっている小中学生グループ
http://www.kanshin.jp/hakodate/index.php3?mode=keyword&id=743389

■立教大学観光学部2年 中村拓也さん
保存か解体かで揺れる函館どつくの大型クレーンの行方に興味を持ち、春から映像取材したドキュメンタリー作品『誰が港を見守るか』
http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2007/11/post_f66d.html

■北海道教育大学函館校4年・まちワーク研究室 青柳雅也さん
「みんなの街角地図プロジェクト」の紹介。さまざまな人々の地域に対する想いを集め共有、市民の声をまちづくりに反映させる。
http://www.machi-work.org/

・北海道大学水産学部3年・(株)トライワッカ北海道社長 茂呂信哉さん
ベロタクシーという社会貢献型ビジネスモデルを通して実現したいこと。
http://ameblo.jp/velotaxi-hokkaido

■慶應義塾大学環境情報学部2年・加藤文俊研究室 市川友美さん
都市社会学のフィールドワークとして函館を探索、その成果を市電の「中吊りギャラリー」として発表。
http://vanotica.net/hakop1/

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今日の勉強会

という名の呑み会のテーマは「人口減少社会」。

この国が長い時間をかけてつくりあげてきた価値観の結果が人口減少社会ですから、これを変えるにはまた長い時間が必要。
ということで、この事実は受け入れなくちゃならない。

減っても仕方ないこと=人口、だとすれば、
減ったら困ること=所得、チャンス、ココロの豊かさ、など。

で、減ったら困ることに対する対応策をつくり実行していくのが僕らの仕事。
この件は自分の中でいろんな考えがあるのですが、今回は殆ど喋るスキマもなく、そのまま歓談タイムに突入し話題がどばーっと広がってしまい(^_^;

まあそれにしても、今日のメンバーの見識の高さ、幅の広さはすごいもんです。
自分の専門である「地域づくり」というカテゴリが、世間一般的な視座としてはいかに狭い分野なのかと、思いしらされるのであります。

地域社会のあり方をぐだぐだ考えてるより、まず働け!遊べ!ということでありましょうな。

・・・うっ。
遊び方がわからなくなってきてるぅ~。

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NPOができること

先週土曜日、フォーラム「NPOができること」を開催しました。心配をよそに約100名もの方に参加して頂きました。

短い準備期間の中、それぞれの役割の方々が持ち味を生かしてくれて、なんとか乗り切れたかな、という内容でした。途中議論の展開でひやひやしてみたり、参加者にとっては難解な制度や法律の話が出たり、参加者から悩ましい問題提起もありましたが、今後とりくむべき課題と言うことでもあり、一定の成果は得られたと思っています。

タイトル通り、行政ではなく民間ではなく、なぜNPOなの。NPOって何が出来るの。そんなことを感じて貰うきっかけにもしてほしかったし、少しは認識を持って頂けたかなとも思うのですが、逆に言うと、今回はそこ止まり、ということでもあります。

フォーラムの参加者から「こうこうこういう活動をやってますが、NPO法人にしたほうがいいのでしょうか」という質問がありました。講師の方は「必ずしもする必要はない」との答え。自分も同じ考えです。様々意見はあると思いますが、日本のNPO法人制度はいろんな意味で不十分。
NPOの設立目的にもよりますが、人とお金の関係をすっきりさせないかぎり、育ちません。

NPOとはご承知の通り「利益を分配しない」組織のこと。目的の事業を遂行するための支出に伴う収益は上げても良いわけです。

で、根本的な問題。
この街じゃ、民間企業の多くが、分配するほどの利益を上げられない、という現実。
そんな経済環境で、NPOなんて必要ですか?
コミュニティビジネスならNPOなんてわざわざ創らずに、ふつーに民間企業としてやるべき、というのが持論です。利益を上げられるものなら、ちゃんと配当して、従業員に給料をまともに払って、税金を納めるべきと思いますし。

じゃーなんでNPOに関わってるんですか、と言われそうですが(^_^;

・・・その点では、自分は自己実現の場にしたいという想いのみであります。頂いた生業からの給料や持っているノウハウを、地域に還元する責務があるとも思っています。だからそういう活動で地位や名誉を頂くより、自分が出来る範囲の中で、街について思うことを淡々とやりたいわけです。

じゃーアンタはNPOができることって何だと思ってるの、とも言われそうですが(^_^;;

・・・NPOができることは、ヒトやモノやカネの価値を再発掘し認めること、それだけだと思ってます。

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地域づくりと公共交通

の関係は、ひじょーに深い。と、考えている自分。
なぜ深いかを述べると長いので、はしょりますけど(^_^;;

そんなこんなで函館市の委員会組織である「函館市生活交通協議会」の公募枠で委員を務めつつはや数年。
通勤で市電・バスを使うユーザーの視点で見ると、公共交通分野で改善できるポイントはたくさん出てきます。特に函館では、市営バス事業が民間の函館バスに移管され、路線再編など市民の利便向上に寄与する事業再構築がなされるはず、だったんですが、思っていたほど進展していないのも不思議な点です。

協議会ではそんな思いを、一人の市民として意見したりしているのでありますが、どちらかというと協議会は国や道、市町村の補助対象路線のあり方を審議する場というのが本来の趣旨のようで、なかなか踏み込んだ話までしづらいのも事実。

ということで、協議会で出来た事業者(=函館バスさん)との繋がりや、市の担当部局(担当者)との繋がりから、数ヶ月に1回くらいのペースで任意の勉強会を開いてもらいつつ、具体的な提言などをしています。(ライフワーク領域なので、本業以外の時間でやってます)

先日開いた勉強会用の資料&提言は、比較的仕事が落ち着いていて定時退社が出来た夏の夜長をたっぷり使って調査分析のうえ作成したものなんですが、お陰様であちらこちらからご好評を頂き、年内も類似テーマで違う団体向けに数回、講義を行う予定となりました。
関心がある方は下記のURLからどうぞ一度、ご参照頂ければ幸いです。
人口25万人前後の地方類似都市比較を通じ、それぞれの地域の特性を学び公共交通の可能性を考え施策を組み立てる、という内容になっています。
本資料 http://hakodate.cocolog-nifty.com/shiryou/hkd-transportation.pdf
補足表 http://hakodate.cocolog-nifty.com/shiryou/sougou.pdf


ご意見などありましたらぜひ。

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まちの中心考

あるコミュニティで、函館の中心地はどこだという話題になって、意見交換されてました。

ひとくちに中心地と言っても定義が曖昧な状態で話が進んでいくので、もちろん意見もばらばら。
中心地の定義には、若者の遊び場・夜の飲み屋・商業店舗の多さ・交通拠点・シンボル建造物の有無、いろいろあてはまっちゃいますし。

函館の街は市街地の郊外化に伴って繁華街が移動していった歴史があります。明治~昭和初期の弁天・十字街に始まり、戦後から昭和50年前半あたりまでは函館駅前、昭和50年代後半から本町・五稜郭、昭和60年代に入ると美原地区。平成に至っては上磯・昭和地区など、商業地域の拡散はとどまるところがありません。

という事実はもちろんあるにしても、「これからは上磯だ」「新幹線新駅の大野が栄える」「五稜郭でさえもうやばい」という「既存中心街悲観論者」さん達がこの街に多いのは、街の行く末を案ずる上で大きな問題でもあります。

魅力がないから(中心街に)行かない=だから必要ない、というのは、自分たちの暮らす街への思いが小さいように思うんです。そういう人達はいつも「この街は面白いところがない」と嘆いているだけでして、自分たちの街をつくっていくのは自分たちであるという意識が薄いように思います。

旧市街地は土地が高い・狭い・汚い・人間関係が煩わしい・親と同居したくない、そんな理由で核家族化や住宅の郊外移転が進んでいった歴史があるのですが、21世紀の今、歴史は既に転換点を迎え、東京23区の人口は増加に転じ、札幌市中央区も増加に転じています。全国の行政機関では「まちなか居住」や「コンパクトシティ」を提唱し、様々な推進施策を実践し始めています。僕自身も、この街の「まちなか居住」や「移住促進」を推進するグループとの関わりの中で、出来ることはひとつひとつやっていきたいですし、そんな思いで今回の記事を書いてます。

中心街はそこに暮らす人々の、住む上での心のよりどころであってほしいし、どうすれば楽しい街になるかも、市民ひとりひとりが考えていく必要があると思うんです。
21世紀は、住環境としての既存市街地が見直され、旧市街地のあり方が見直されていく時代となる、自分はそう信じています。

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ご来場ありがとうございました。

ハコダテまちなかオープンスクール、無事終了。
ご来場頂いたみなさま、まことにありがとうございました。
blogでのレポもありがとうございます。

今回は縁あって講師として参加させて頂いたもんで、ま~緊張しました。
なんちゅっても、諸先輩方を前にして、離すことも具体的事例というよりはどちらかといえば概念論ですから。。
最初にきっちり言い訳させて頂きました(^_^;

準備は結構まえからしていたつもりではありましたが、アイデアメモの箇条書きだけがやたら膨らんでしまい、持ち時間の10分ぶんのストーリーにまとめるまでがすごーく大変。結局は前夜突貫工事でほぼ徹夜にて仕上げとなりました。

会場でも言いましたが、まちづくりを考えるフォーラムが同じ時間帯に真裏で行われてしまったりするのが、ハコダテの悲しいところ。うちの職場の人間まるごとそっちにとられてしまいました。
(どっちの情報とも「嗚呼ダブルブッキング(2)として事前に紹介するつもりが、いっぱいいっぱいで書けなかった)

ぼくのしゃべったことはあらためてblogで紹介させて頂こうと思ってます。
所詮うんちくですけどねん。

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移住定住促進。

このたび函館定住化サポートセンターが開設されました。

定住化促進については民間サイドでも「はこだて生活産業創出研究会」が積極的に推進してきたテーマでもあり、研究会ではちょうど時を同じくして2月、観光客を対象に、移住のきっかけを作ることができるような「長期滞在観光」を実践してもらい、長期滞在者への情報提供を行うことを目的とした「観光コンシェルジュセンター」を実験運営することとなっています。

こうして、官民共同で構想を推進できる体勢を整えるところまでたどり着けたのは、まずは良し良しといたしましょう。

以後肝心なのは、官民がどうコラボし、また役割分担していくか、という点。
せっかくの人的・情報的リソースは、きっちり連携して使い倒すに限ります。どっちが主導権を取るかなんていう議論をしている時間はこの街にはないのですし。

移住希望者は、なにより情報を求めているはず。それは、統計上のデータというレベルではなく、真にその街はどういう顔をもった街で、どういう顔の人がいるか、そういう部分のような気がします。(実際に転勤などで移住されてきた方、そのあたりはどうなのでしょうか?)

たとえば、地域は本質的に、移住者をきちっと受け入れてくれるのか?サポートやフォローのレベルは?とか。
定年退職者をメインターゲットとするなら、終の棲家としてこの街は価値があるのか?ということだって大事。

それとか、街を離れた僕の旧友達だって、函館に戻って暮らしたいという思いが根強くあったりもするわけです。というように若い世代にも移住を働きかけるとするなら、この街の企業は魅力的なシゴト環境を持つのかどうかという情報だって大事です。収入的には絶対に大都市圏には及びませんから、金銭的な価値以外のアピールも大事です。

せっかくのwebサイトやリーフレット類は、作ったら終わりではありません。もっと見やすいもの、わかりやすいもの、有益な情報、そういったものを付け加えて育てていく必要があります。作っただけに甘んじることなく、つねに点検し充実させていく。将来的には自治体の枠を超えて、地域や圏域全体で考え取り組むことも必要になってくると思います。そうでなければ、新幹線がやってくる(3)にも書きましたが、この先のこの地域はもっと急速に衰えてしまうことになると思うんです。


幸いにしてこうした地元の人間が綴るblogなどは、新たな情報源になりつつあるのではないのかな(なっていってほしい)と、そんな期待もしていたりします。うーん他力本願(^_^;

ということで、事業が今後どんな展開をしてどんな効果が生まれるか、楽しみな動きなのでした。

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少子化を嘆いてみる(2)施策も無策というけれど。

行政の世界では少子化対策って言葉がすご~くブーム。
そうはいっても、実際子育てしてる僕たちには、行政がどんな少子化対策・子育て支援をしてるかってのはいまいちピンとこないもんです。年に何回か届く児童手当の通知書とか、医療費助成の手続きの案内とか、子育てサロンの案内とか、その程度の認識。

そんなこんなで函館の低出生数。もちろん自治体だけが悪いわけじゃなくて、函館の企業が子育てにまつわる部分にあまり優しくない傾向があったりするのは確かなのですが、もっと身近で具体的な行政の子育て支援プログラムがあってくれれば、すごく助かるのにな~と思ったことはいくつかあります。

で、突然話の切り口が変わりますが、
たまたま今日の函館新聞でも、人口関連の記事がトップ。「函館から上磯への人口流出、02年機に増加傾向」なんだそうです。

地価が高く老朽住宅が密集している函館市内から、一戸建てを安くゆったりたてられる隣接町村への人口流出は90年代に一気に進んで、数年前にようやく一段落したばかり。函館と上磯の関係だけみても、1996年には転出超過が800人以上いたものが、2002年の転出超過は159人にまで収まったんです。

それが2004年には再び転出超過400人まで増加。新聞の見出しには「要因見あたらず」として、上磯の建築着工数の推移などを根拠に、転出増加の理由は特に思い当たらない、というコメントを市も出してます。
対七飯町や対大野町の転入出の差で見ればここ数年僅差を維持しているというのに、対上磯町だけ突出しているのは確かに不思議な部分なのです。

でもここでひとつ、仮説を立ててみます。
もしこの転出超過の理由が「医療費助成制度」の違いにあるとしたら。
上磯町は独自の医療費助成制度として、12歳まで医療費がかからないようになっていて、子育てをしている函館市民のあいだでもよく話題になるくらいです。もしも、この制度を頼りにして若い家族が上磯へ引っ越しをしているとしたら、「特に理由は思いあたらない」という新聞記事のつじつまも合ってきます。

手元に函館・上磯の統計指標がないので、今は自分で調べることは出来ないんですが、両方の街の0歳代・30歳代の転入出の数値を確認して、それを他の年代の数値と比較すれば、はっきりとわかることでしょう。

この辺の比較は両市町の関係者の皆様にお任せいたしましょう。(ホントはこれくらいの指標はそれぞれwebサイトにおいといて欲しいもんですが)
で、もし僕の仮説が立証されたのであればお知らせ下さい。無策だなんて言葉はもう二度と使いませんので(^_^;


ついしん
よく昔、「上磯町のほうが税金が安い」なんつー噂がよく流れてましたが、なんでそんな話がまかりとおるのか、ずーっと不思議に思っておりました。最近は個人住民税の均等割もすべての市町村で均一になりましたし、違いなんてありませんよねぇ。それとも市民の知らない優遇措置があったりするのかしらん・・。

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少子化を嘆いてみる(1)産めるカラダなら産みましょう。

今朝の函館新聞朝刊。「市の04年人口動態/出生数初の2000人割れ」。

ついに2千の大台をも割り込んでしまった函館市の年間出生数。僕が生まれた1973年は第2次ベビーブームで、出生数は確か年間5,300人くらいだったものが年々減り続けて、大台割れは時間の問題でもあったんですが、ついにきたかという印象です。当時を100とすれば、わずかに37%という数字。

全国で比較してみますと、昭和48年の出生数211万人を100とすると、平成16年は110万人ですから、52%。
うーん、全国52%に対して函館37%?この差ってば、函館は相当ヤラレてるってことですなぁ。何とかせにゃ。。

少子化についてはいくつかに分けて書きたいと思ってますが、僕が感じていることに近いことを言っている人たち(1)(2)がいますので、まずは見てみて下さい。

彼らも指摘するように、現代では、子育てに係る経済的負担や将来への不安感、社会における娯楽要素の多さが出産を抑制させている大きな要因でありましょう。

じゃあ、「だから産まない」は、アリなんでしょうか??
私達自身は、親から魂を授かって今を生きてます。生まれた理由が何であろうとも、なんだかんだタイヘンであろうとも、生きてます。タイヘンだから、困難でも知恵をつかって未来を切り開く。カベを乗り越えようとするもんです。
そうやってはるか昔から親から子へとリレーされてきた魂のバトンを、自らの手でリタイアさせてしまっていいのでしょうか?

と熱く語ってみても世の中はいろいろ複雑で、望まれないまま生まれる子供もいたり、生まれてもきちんと育ててもらえない子供もいたり、親の都合とはなかなか勝手なものです。

でも、
「子供を産める身体を持つのなら、子供を育てられる精神を持つのなら、ぜひ産んでほしい」。


うちにはありがたく生まれた子供が一人おりますが、超未熟児でしたから、それはもうハラハラドキドキの生後3ヶ月でありました。あと一歩で母胎にも危険が及んでいたかもしれなかったし。カミさんと同じ病室には出産にあたりいろいろ身体的な悩みを抱える女性がたくさんいて、夫婦でいろんなことを考えるきっかけにもなりました。その結果としてのメッセージが上に書いたものです。

我が家は今みんな元気でやってますが、育児上の様々な負担は現実のものです。それでも、家族の笑顔が支えです。

使い古された言葉になりますが、
出産・育児経験は、生きる上でかけがえのないものを与えてくれる、すばらしいことなのであります。

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合併後の地名に違和感をおぼえる。

函館のとなりに「北斗市」が誕生することに。

帯広から帰ってきてすぐ入ってきたニュースなんですが、函館のとなりマチ、上磯町と大野町が合併して、新しく市になるその名前が「北斗市」。旧町名を互いに使わず、かつ新市のイメージがわかりやすいものということで公募して、選考委員会にかけて選ばれた地名なんだそうです。

てことで、北斗市のますますのご発展をお祈り申し上げ・・・っていうコトを言いたいわけではありません。じゃあ何かといえば、北斗市という名前に文句を言いたいわけでもありません。

歴史と伝統ある地名を捨ててでも合併の道を選ぶくらいなら、なぜ函館市と合併しないのか、っちゅーことです。

函館市民から見ればどう考えたって、いままで「函館圏1市4町(函館市・上磯町・七飯町・大野町・戸井町)」で街づくりをやってきた(公立はこだて未来大学だって5市町村の広域連合)自治体同士、合併するのが自然な話でしょう。隣町の人達ってば、学校も職場も病院も買い物も、みんな殆ど函館を使ってるでしょう。上磯町出身東京在住のあなた、「出身どこ?」って聞かれて「ん~、函館の隣町だよ」って言ってるんでしょ??

なのに、現実はあちこちバラバラに合併話が進んで、この有様。

僕的には外野の人間なので(自治体職員じゃないので)好きに書かせて貰いますが、どこまでいっても自治体合併ってのは「役場合併」でしかないってことだと思います。住民意志なんて関係ない。役場間の単なる主導権争い。職員や議員の個人的な好き嫌い。「函館きらい」「函館に主導権取られる」などなど。

合併と新市名選考で主導権を取ろうとして失敗した七飯町がわかりやすい例ですね。函館は相手にしたくない、鹿部町なら規模的にも実力的にも勝ってるしちょろい、なーんて考えたヒトがどれだけいたかは知りませんが、折衷案の「大沼市」さえ受理できず、議会が先に勝手に「七飯市」に決めちゃって、鹿部側のひんしゅくをかって破談。

ん~、なんなんでしょうねぇ。自治体が昇格することのブランドやステータスがそうさせるのか、ただの保身指向なのか。自治体運営に携わる人達って、たとえ小さくとも権力は手放したくない、ってことなんでしょうかねぇ。

みなさん、そんなに「市議」「市職員」になりたいのなら、函館相手に合併を再考してみてはいかがでしょーか??

■後日追記。
合併できない理由の大きなものにはもちろん「お金」の問題がありますよね。ある自治体では節約につとめて貯金(基金)がいっぱいあってみたり、ある自治体では借金してもマチにお金をかけてみたり。どーしてそんなふうになるんだろうというと、結局はこれも街づくりの舵を取る首長や議会、職員達の意識の問題かと。倹約家と浪費家の結婚って難しいもんね。


○きょうのできごと 11/7
・あさは子供に起こされる。
・朝飯を食ったら異様に眠くなる。
・でもって昼寝がやたら長くなる。
・夕方から買い物&実家巡り。
・夜はその分夜更かし出来ると思ったら、PCで作業中に力尽き寝込む。どんだけ寝てんだ。。。

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